PROJECT03
船舶の故障を未然に防ぐ 状態監視事業
船体、船橋等の構造物ら振動データをリアルタイムで取得。
故障や障害を監視し、予防メンテナンスをサポートします。
遠洋でクルーが安心して生活するには、「快適性」と同様に「安全性」も欠かせないものと考えています。弊社の関連会社では、船内に張り巡らせたLAN通信を活用した船の状態監視システムも開発しています。船のエンジン付近にAIを組み込んだ状態監視システムを設置し、異常を感知した際はAIが船内LANを通じて直ぐに異常を知らせる機能になる計画です。さまざまな環境を想定したシミュレーションで得られたデータをAIに教育していますので、より精度の高い監視ができると期待しています。
国内特許取得済みのAIによる船の状態監視システムで、
船内でも安心して生活できる環境を実現します。
同システムの主要技術は国内で特許取得済みで、国際特許も申請中です。機械工学の分野で国内トップクラスの知見を持つ名古屋大学の研究室と、特許技術の検証実験を共同で実施し、十分な結果も得られました。 同システムが完成した後には、弊社より民間船への導入を進めていく計画です。このように、最先端のIcTやAIを活用し、海での生活がより良いものになるよう様々なサービスを展開して安定的なマネタイズを図りたいと考えています。
AI関連特許とは
名古屋大学とともに実用化を目指して共同研究（AI特許）
機械・構造物特にタービンやモータポンプなどの回転体構造物に対しての振動や音の変化を検知し健康状態を監視する状態監視基盤の構築を進めております。 当社は2 つの主特許と 2 つの周辺特許を取得しました。
