地球の71%を覆う海上のほとんどで、今なお沿岸から少し離れると
インターネットが満足に届かない「デジタル・ディバイド(情報格差)」が存在しています。


海上におけるインターネット提供は通常、衛星回線を用いる事になりますがこの衛星インターネット回線スピードは256Kbps~1Mbps 程度の速度でしかなく、地上の100Mbps ~1Gbps に及ぶスピードとは比較にンならない低速で、しかも地上回線では想像できない高価で独特の制約も大きく、パソコンやスマホで日常利用できるFaceBookやLineやユーチューブ、Googleなどのアプリのほとんどが利用できません。その為スマホが生活の一部になっている若者にとっては船で遠洋に出向く事は死活問題となり船乗りになることを敬遠し人員不足が大きな問題として発生してしまいます。

船上でもニュースや音楽、映像などのメディアコンテンツをストリーミングや
スマホへのダウンロードで楽しめることが可能になります。


当社が開発する「海上コンテンツ配信事業」は、海上SNSと同じサーバーを活用し、船上でもニュースや音楽、映像などのメディアコンテンツをストリーミングやスマホへのダウンロードで楽しめるようにするサービスです。
例えば、NHKの朝昼晩のニュース動画などは、回線が空いている時に船内サーバー(または地上サーバー)に保管する蓄積方式にすることで効率的に活用します。
こうすることで、遠洋の不便さは緩和され、若者の「船離れ」解消の一助になると期待しています。

コンテンツホルダーとの契約を進め、動画や音楽などのコンテンツ配信を行い、
サービスの拡充をはかります。


現在、メディア配信を開始するために大手レコード会社や動画配信サービス会社などのコンテンツホルダーとの契約に向けた準備を進めています。
限られた通信速度の中でも再生できるよう、容量を減らして配信するなどデータ圧縮にも努めています。

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